柔軟体操からブレストレーニング、言葉のトレーニングは、いつもよりも余計に5千字以上。
それからヴォイストレーニング、課題曲を練習。
言葉のトレーニングは、いつもよりも余計に練習したが毎日、5千字分くらいは読んだ方がよいな。いつも練習している課題は、それなりに読めるが、そうでない文章などは、声が浅くなる。
ただ、今日は文章を読むにしても、それなりに踏み込むところを意識して読んだら、少しはよくなった。まだ"生きた言葉”とはいえないが、とにかく踏み込みと“間”はとても大事である。360900
ヴォイストレーニングは、その前の“言葉のトレーニング”でしっかりと声を出したので、比較的にスムースに声だしもできた。今までは体を使おうとして、前腹にも結構力が入ってしまっていたが、その前腹の力を抜いたら、むしろ体が深くつかえるようになった。体を深く使おうと、力を入れていた部分が、逆に自然な体の動きを妨げてしまっていたような気がする。前腹や下腹は力を入れて支えるのではなく、“張る”というイメージでよいのではないだろうか。
課題曲は2曲とも言葉が死んでいる。一人よがりで声を出しているだけで、押しも引きもあったものではない。余裕ゼロというか、全然フレーズを動かせないでいる。何となく覚えたメロディーに歌詞を乗せただけで、それで固まってしまい、そこから抜け出せなくなってしまっているような状況。また、できるだけナチュラル声を意識して歌うと、何か間延びした感じになってしまうし、感情的になろうとすると確かに何か歌っているような気にさせられるが、喉は閉まってしまうし、そこで限界という感じだ。演歌のように多彩な音色を使う歌い方よりも、欧米歌手のように音色は単調(演歌のようにコロコロと音色をいじらないという事)だが深みとパワーのある声を目指したい。
となれば、答えはできるだけナチュラルな声で、そこからフレーズを動かせるようになれば、結果的には“大きさ”が出てくるのではないだろうか。喉を絞めた方が、すぐに“表現”らしさは出るが、演歌歌手になるわけではない。器を大きくしたいわけだから、とにかく今はナチュラルな声を獲得しよう。今から小手先に走ってもしょうがない。
今日はレコーディングをする日であり、リズムとギターを一発録り、約30分ほど時間が空き、柔軟体操から息吐き、ヴォイストレーニングをやり、家に帰ってから時間があったので約20分ほど声だしをした。
息吐きをしてから、体を使わないでファルセットで高音を出すというウォーミングアップ法(時々、トレーナーがやっているもの)をやってから声だし。そしたら、比較的に声は出しやすくなり、ひょっとしたら喉を絞めないで済む範囲なら、毎日やった方がよいのではないかと思った。
しかしこれを取り入れたら、毎日のトレーニングが3時間になってしまう。でも、トレーナーの先生とかは、やっているんだろう。時間が取れる日は、声だしの前にやるべきだろう。
バンドの方は、4TR録音とそれこそ60年代のような録音機材での録音だが、その荒っぽさに魅力を感じるのも確かだ。とにかく歌次第では、できのいい作品になると思うのだが、声だけは弦のように交換するわけにはいかないからな。そこが難しく、おもしろいところでもある。
ヴォーカルの私としては、家に帰ってからも今ひとつ消化不良できで、時間も少しあったので家でも約20分ほど練習。どうもGbからAbにかけて声が割れ気味でノイジーだった。もちろん、その前後を徹底的に練習したわけだが、今後もその歪まないFからGにかけてを徹底的に練習しなければなんぞ。その日によって調子は異なるかもしれないが大きくは変わらないはずなので、そこでしっかりと胸にも頭部にも響くようにしよう。ただ、頭部を意識すると、本当に頭部だけになってしまうので、きちんとポジションをキープすることを忘れてはならない。
柔軟体操、息吐き、言葉のトレーニング、裏声ウォーミングアップ、そしてヴォイストレーニングを一通りやり、時間になってしまった。
息吐き練習はさっと済ませてしまったが、もう少し息吐きメニューを充実させた方がいい。息吐きは夜中でもできるから、テレビを見ながらでも、時間があるときはなるべく練習したほうがいい。
ヴォイストレーニングの前に、新メニュー“裏声ウォーミングアップ”を取り入れた。そのせいか、その次のヴォイストレーニングは、最初からよく声が出た。10分から20分程度、なるべく毎日やった方がよいかもしれない。
気をつけなければならないのは、まだ本格的な高音域のトレーニングをする時期ではないので、あまり欲張って高音域には手を出さず、喉を締めないで楽にだせる範囲でやろう。このトレーニングはあくまでもウォーミングアップなので、無理は禁物だ。
息吐きの段階できちんと体を深く入れて体をつかえていなかったせいか、ヴォイストレーニングはちょっと体の使い方が甘かったかな。最近、支えのポイントを少し変えたが、ちょっとそこを意識して練習できたのは、後半になってからであり、できれば最初からガンガンできなければだめではないか。
課題曲は殆ど練習できなかったが、久しぶりにヴォイストレーニングをやったという感じ。もう少しやりたかったが、とにかく裏声ウォーミングアップのせいか、喉の調子はよかった。またまた練習メニューが増えてしまったが、2年目は2倍、3年目は3倍になるという練習の公式がわかって来た。
柔軟体操、ブレストレーニング、言葉のトレーニング、裏声ウォーミングアップ、ヴォイストレーニング、それから課題曲といった3時間コースメニューを消化。
裏声ウォーミングアップは正解。もちろん、裏声だけでなく、その前の柔軟体操や息吐きが重要なのだが、それにプラスして裏声で準備をしてあげることによってヴォイストレーニングがやり易くなる。ただ、裏声そのものはまだまだ酷い声というか、カッパのような声しかだせないので、とにかく無理をしないように。できれば、喉を絞めずに上がっていければよいのだが、焦らずにやろう。
ヴォイストレーニングは、一通りの基本メニューをこなしてから『アオイアーオーイ』を中心に練習。これだと結構、勢いだけでもって行けるので、自分としては好きなメニューのひとつだ。調子が悪い時は、得意なメニューで調子を取り戻す(声をつかむ)という事もひとつの方法になるだろう。
ただ、『ハイ・ララ』だと、まだまだ粗が目立つというか、全然汚い。特に上の“ラ”前後では、ノイズが多く、何ともまだ汚いかもしれない。引き続き、この周辺の音域は課題となるポイントだ。自分は下があまりでないので、ミ・ファ・ソが一番出し易いポイン卜なるが、そこから上に行くと声が割れ気味になったりするので、今後も精進が必要。
やっと自分の体に入って来た感じがした。最初はすごくメロディーが覚えづらく、嫌な曲だったが、少しづつ自分の呼吸と合って来たような気がする。自分の歌い方というのが、全然見えていない為、自分の型にはめるということができないが、あまりそれはこだわらなくてもいいのかな。ただ、物すごく力んだ歌い方であるのは確かであり、少しづつ余計な力が抜ければよい。
レッスンは『ガゲギゴグ』を中心としたレガートメニューが中心、前半は声が身体にしっかりと入らず、ヨレヨレしてしまい、ちょっとだけ焦ってしまった。でも、段々身体も解れて来て、少しづつ息も深くなって来て、後半はいつもの調子を取り戻して来た。しかし、上のラの辺りだと思うが、声が割れ気味となってしまい、できる所とできない所の半音の差をすごく感じた。そこがひとつのトレーニングのポイントと先生も指摘してくれたので、そこにはこだわってやろう。
福島先生のコメントとしては全体的にトレーニング方向、進み具合としてはよいとのこと。しかし、今日のような胸に詰めた声は、身体作りを目的としたトレーニングとしてはこの方向で練習をしていって構わないが、歌に使うにはもっと上の方にも浮いてこないとだめだという。
もちろん、課題曲も、身体作りと割り切って胸に詰めた声で歌のは構わないが、そこから離していかないという。そうでないと常に力を入れていないと歌った気にならないという錯覚に陥るという。
それは確かにそうだ、今自分は目一杯力を入れないと歌った気がしないような感覚に陥ってしまっている。、そこは今の50%位の力加減で今の声量をキープしていければとのこと。
本当に身体の使い方というのがわかっていれば、余計な力は抜いて必要なところを必要なだけ力を加えればよいのだが、結局はまだ漠然としかわかっていないのだろう。
で、日頃の練習としては、身体を使った発声練習を30分位やった後、徐々にクールダウンしていくのもひとつの方法だという。
今日のまとめとしては、とにかく身体の作りヴォイストレーニングは今まで通りの“方向”でよい。しかし、歌の為のヴォイストレーニングとしては、もっと身体の“力み”を抜き、今までの50%位の力加減で同じ声量を出せるようにバランスを考えよとのこと。日頃のトレーニングにもクールダウンして行く方法を取り入れよう。
柔軟体操、息吐き、読みのトレーニング、裏声ウォーミングアップだけで1時間半、ヴォイストレーニングを30分、課題曲を30分。その後、バンドのデモテープに歌入れをした。
トータルでは4時間半も、あ〜だ〜こ〜だとやっていたわけだが、每日、これくらい時間を費やせるといろいろなことができる。ただ、ちょっとさすがに喉も疲れてしまっているようだ。
今日のトレーニングは、大体基本メニューはいつもと変わらないが、落ち着いてできたと思う。ヴォイストレーニングは、心地よい汗も搔けたし、最近はあまり背中の方を意識していなかったが、ちょっと意識的に使ってみた。このメニューは体作りと割り切っているものなので、体は惜しみなく使い、鍛えていこう。
逆にソフトに体を使い、効率よく声を出せるポイントを探す練習が、中途半端だったな。ちゃんとテープに入れてやった方が、毎日の習慣になるので、テープは作ろう。
課題曲はまだまだ力みが目立つ。でも、力を抜くとヨレヨレになってしまうので、これが難しいところだな。しばらくはバランスを考えながら移行していった方がいい。
バンドの曲だが、この間の練習があまりに下手だったので、ちょっと自信をなくしていたが、今日のはもう少しまともだった。先日のは要するに、パワフルに歌おうとして逆に自然な響きを妨げてしまい、フレーズも止まらないので、悪い部分が強調されていた思う。そこを反省し、今日はフレーズはなるべく止め、むきになって声を張り上げず、声量がないならないなりに無理せず歌ったら、多少、よくなった。
少なくても悪い部分をわざわざ強調して歌わなかった分、無難に聞こえた。しかし、テープを聞くと音楽として浮かんで来てこないし、心地よさみたいなものは伝わってこない。まだまだ退屈な域から抜け出せていない。声も歌になると、頭部ばかりでしっかりとした1本の線にはなっていないような気がする。そう悪い声ではないと自分では思うのだが、サビで盛り上がれない(バンドの曲に関して)のが最大の欠点だな。焦らずに、しっかりと練習しよう。
リズム課題とかはそんなにすごい難しいものではなかったのにできなかった。音程課題も、メロディーを覚えられず、全然だめ。アカペラ課題は、CMで使われていた曲だと思うが、あんまりよく知らない曲。そんなの1回聞いて歌えるわけもなく、結局、5回位弾いてもらって歌った。途中、メロディーを忘れてしまった部分もあったが、他の課題よりは何とか形らしいものにはなったが、ソルフェージュとかは殆ど練習していなかったし、しょうがないな。毎日、15分でもやっておけば、少しは上達すると思う。
まずは息吐きから始めたが、短く吐くにしても、長く深く吐くにしても“深い息を吐いてる”というイメージをもった方がよいと。久しく“深い息”という言葉を忘れていたような気がする。そういえば、息吐き練習している時も、漠然とやってしまう事の方が多く、どちらかといえば何秒続けて吐けるという事の方に気を取られているが、盲点というか最近、“深い息”を意識していなかったの、これはちょっと反省だ。
全体的にヴォイストレーニングとしては、前半は声は出ていたが後半は声が前に出なくなってしまった。いや、別に喉を壊したとかではない。まず、前半は割合に自分の歌い易いキーだったが、中盤からちょっと低くなり、あまり声量が出せなくなった。また、声が埋もれて来ると、自分でもどこで声を出しているのかよくわからなくなり、余計に声が完全に詰まってしまった感じがする。埋もれてしまうのはしょうがないとしても、開放するどころか段々詰まってしまうというのは、問題だ。
で、今日のテーマはスターカットから中間音のレガートを練習。まず今までは胸でとっていたポジションを頭でも取れるようにと。音が高くなって来るとポジションも上がってくるが、無理に胸に押し込めず、そのまま頭に移行させてもよいという。頭でしっかり声を取り、胸のポジションも意識するわけだが、そこを無理に力で胸に押し付けて声を取りにいってはだめ。この辺は、正に今課題となっている部分なので、意識してじっくりと練習したい。きっとそうすれば、今日のように声が詰まってしまうという事もなくなるのではないだろうか。
スターカットからレガートにつなげる練習として、ハイ、ハ〜イ、ハ〜〜イ、ハ〜〜〜イというメニューは、自主トレーニングにも取り入れたい。
基本メニューである柔軟体操、息吐き、言葉のトレーニング、裏声、ヴォイストレーニングをやり、明日に備え、課題曲を練習。
かなり粗削りな仕上がりとなったが、フレーズは止まって来たので、これからどうやって離して(浮かして)行くかが今後の課題だろう。
オリジナルよりも半オクターブも下げ、元々音域そのものは広い曲ではないので、自分の出せる音域の中でまとめる事ができたが、問題はカンツォーネ。音域が広い為に、低くすると下が歌えなくなるし、下を歌いやすくすると上が出なくなってしまう。それに今さらなんだが、練習の段階でピアノに頼り過ぎてしまい、アカペラだと時々、メロディーが飛んでしまうことがある。ただ、メロディーが飛んでしまうのは、“語り”を意識し過ぎて言葉もメロディーもぶつ切れになってしまうような時だ。ぶつ切れでも、言葉を語ろうとすると、“表現”らしい形になるし、確かにそこには何かが生まれて来るが、音楽からは少し遠ざかってしまう。多分、これがフランス語だったり、イタリア語だったら、そのまま音楽にもなってしまうのかも知れないが、日本語の場合、というか自分の場合は、かなり強引で押し付けがましいものになってしまう。
ある程度、音楽的な線にのせて行かないと、結局、歌になってこないものな。そこで、どちらにウェートを置いて行くかというバランスの勝負になるのだが、まだその割合が定まらず、不安定だ。特に言葉がいい切れている所はいいが、大体、浮かせるべきフレーズが中途半端になってしまい、メロディーそのものがぼやけてしまっているケースが目立つ。
特にAメロは、キーが低いので力むと声にならないし、しっかりと息で声を捕まえるという事を意識しないとだめだ。結局、そこがまた、きちんとコントロールができる声域ではないので、うまく声を捕らえられる時もあるが、失敗する事も多く、10回歌っても10回とも違い、10回ともうまく行かないという事になっている。10回歌って1回でもできるなら、それはもう出口は近い。
今回は、バンドのデモテープ作りという作業があったため、いつもの月に比べると課題曲を煮詰めるのに取った絶対量が違う。しかし、今後はもっと忙しくなると思われるので、例え1週間前に曲を渡されたとしても、それを本番までに仕上げる(ピーク)のがプロだ。だから、時間が取れなかったというのは、何のいいわけにもならない。ただ、自分でいってしまうが、少しづつ成長はしているので、前回のステージ実習よりはもっと作品らしいものが、表現できるのではないかと期待はしている。
基本セッションをこなし、本日の課題曲を練習。トータル約2時間ほどトレーニングし、いざ代々木へ。いつもよりはリラックスしてできた。確かに場に慣れては来たようだ。カンツォーネのAメロ部分は、言葉を置いて行くことができたし、ちょっとぶつ切れになってしまったが、それなりに感情的なものも沸き上がって来ており、今日はそこだけはよかった。
まず心と体が一致できなかった。自分なりにもってるリズムというか呼吸に乗せられず、結局は口先でのコントロールとなってしまった。
また、福島先生の指摘通りに音色が単調で、展開することができず、結局は最初から最後まで同じような調子になってしまい、盛り上がり切れず、音楽としての心地よさは全然なかった。その曲の持っている美味しい部分や魅力を殺してしまうのは、ヴォーカリストとして失格だ。
カンツォーネは、Aメロの部分は、やや言葉がぶつ切れとなっていたものの、置いて行くものがあり、よかった部分だが、その次の展開が今ひとつだった。その次は、ブリッジとしてじょじょに感情が高まらなくては行けない部分だったが、沈んだままとなってしまった。そして何といってもこの曲は、サビが魅力なのだが、そこが今ひとつだった。声は充分に出ているのだが、リズム的にあやふやで線がぐしゃぐしゃになってしまった。リズムだけでなく、踏み込むだけで離さないので、フレーズが壊れてしまい、結局は聞き手を巻き込めなくなってしまっていたと思う。それに力み過ぎて、喉にも負担が掛かってしまい、しばらくイガイガしてしまった。
まず、なるべくなら力技でもって行くのは、そろそろやめたいな。ただ、それは無駄な力を入れるのをやめるという意味で、小さくまとめてしまうのでは意味がない。今は高音域を勢いだけでぶつけてもっていっているので、もうワンステップ上の発声-声を無理にぶつけずに同じ位の声量をキープする-それができればもっと余裕も出てくるし、伸びやかになってくるはずだ。
あとまだ、何しろフレーズこだわり方が全然甘いし、読み込みも今ひとつだったと思う。福島先生も、そろそろ歌として音色、展開といったものにも、拘ってみよと指摘されているし、その辺も時間はもっと研究してみよう。ただ、音色については“単色”でよいと思う。自分の好きなヴォーカリスは、野太い色をもっているので、まだまだその野太さを追及したい。ただ、その中で踏み込みや離して浮かしたりなど、まずはフレーズで大きな線を描くことが何しろ課題。
息吐きをいつもよりも少し余計にやったが、いつも今日位やらないと練習にはならないかも知れない。大体、いつもの息吐きの練習量では柔軟体操の域を出ていないような気がする。というわけで、もう少し息吐きはメニューを充実させよう。
ヴォイストレーニングは、ここしばらくあまり細かい事を気にしなくなってしまった。悪くいえば、ただやっているだけに近いということもかも知れない。ただ、いえている事はまだ息と声の結び付きが弱いような気がするので、そこの練習もきちんとやろう。
最近、基本メニューに“裏声ウォーミングアップ”と称し、本格的に強く声を出す前に、ファルセットを弱い息で出し、ウォームアップしている。が、段々高くなってくると息で押してしまう傾向がある。結局、勢いで上に届かせようとしてしまっている。非常に喉が締まった状態になり易いので、ほどほどにしておかないと、それで喉を痛めてしまっては何もならない。でも、この辺を喉を絞めずに声を出せたら(解放できたら)いい。
バンドの曲は、オリジナル曲がひとつの課題となっているわけだが、先日変えた歌詞とメロディーでテープに録音してみた。少しよくなったが、構成的なものがまだくどいというか、3回とも同じように歌ってしまっては、聞き手に先を行かれてしまう。全体的には、安定してきたようだが、まだまだ言葉が言い切れておらず、そういった部分が不安定な印象を残す。また声を当てるポイントが、浅くなり易い。浅いなら浅いで、しっかりと頭部に当て“解放感”を出してやらないと、沈んだまま中途半端な声で終わってしまっている部分が多々ある。
サビは、“解放感”が出ないと、悪い意味でトレー二ング臭い発声をしてしまってはだめだ。結局は“作品”として仕上ていかねばならない。この曲に関しては、もう少し歌詞とメロディー、展開を含めた構成的なものを煮詰めないとだめだ。今日のテープを聞くと、きっと“以外と奇麗に録音されてるね”と録音状態しか褒められないといった事態に陥る。よいものは、まず自分が何回でも聞きたくなるようでなくてだめなのに、自分でも聞きたくないから、他人はもっと聞きたくないだろう。要は“作品”とは、ほど遠いということだが、少しはよくなって来ているので、もう少し努力すれば何とか、らしくはなりそう。
トレーナーのカウセリングでは、体を絞めることばかりやって来た為、体が硬くて響きにくい体になっていると指摘。ただ、急に力を抜くと単に頭部だけの発声に陥り易いので、それは時間をかけて響き易い体にして行くしかない。具体的な解決方法としては、柔軟体操や呼吸体操などにもっと時間を掛けてやるべきだということ。
もう一点は、今後の方針としてこれからどういった声を目指すのかという事である。頭部とのバランスを考えて、浅いところからじょじょに深くしていくのか、それとも徹底的に胸のポジションにこだわって声を深くしていくのか、今ならどっちに転ぶこともできるという。
これは難しい選択だ。早く歌えるようになりたいが、自分は体が小さいので、今の時期にできるだけ器を大きくしていかねば。結局はどっちの道を通って行くかというだけで、いきつくところが同じなら、結果オーライだ。しかし、浅いところで、まとまってしまう懸念もあるし、胸のポジションに徹底的にこだわって行くと、なかなか歌えるようにならないんだろうな。
また、“今月の課題”ということで何かひとつテーマを決めて練習した方がよいとのことであり、今日はそういったものが見えなかったという事であった。練習しながらテーマもこだわってみればよいのだが、とりあえず今月は『呼吸』を練習、研究する月間にしよう。
グループレッスンの方は、フリー音程で『アオイ』などの言葉を息読みと声だしを交互にやった。なかなか息読みなんてのは、おろそかにしていた課題だったので新鮮でよかった。また今日は合間に何度も自分のポジションを確認する時間をくれたが、結局、段々声が出やすくなってくるとポジションも上に来てしまうので、それをチェックし、一番自分で深く強く出せる声を出して確認をしたり、最低音を出して深い声に戻したりした。要するに練習をしていて、強い声や低い声が出しにくくなっているということは、それだけポジションが上がって来てしまっているということだ。これは徹底的に深い声を追及するには、このようにチェックを入れていかないとだめだということで、先程の個人レッスンでのヒントを与えてもらったような気がする。練習というのはややもすると量をこなして終わってしまうが、このようにチェックを入れるのは、必要不可欠のような気がする。
低音部は出にくい部分を練習するよりも、ある程度しっかりと声を出せる最低音の部分を、20回でも30回でも出し、同じ音程でイメージだけ深くしていくことの方が効果的だということである。そういえば、いつもの練習ではどんどん音程を上下降してしまうが、徹底的に1音にこだわるというのは確かに重要に思え、いや〜よいことを聞いたぜという感じ。
今日は体の中で“弓矢”を弾くイメージで声をだす練習し、確かにイメージだけはできたが、声にしてみると意外なほどしょぼい声だった。先生はまずはそのイメージこそが大切であり、今日の練習は“1年後”のトレーニングとして、このギャップを埋めるように練習せよとのこと。
最近、レッスンに参加する機会が減っているが、非常に収穫が多いような気がする。ちょっと今月は仕事が詰まっていてなかなかレッスンにこれなかったが、来月はもう少しレッスンに出たい。
柔軟体操、息吐き、言葉のトレーニング、ヴォイストレーニングをやり、来月のステージ実習課題曲を聞いて一緒にくちずさんでみる。
今日はちょっと食べ物がよくなかったのか、何となく胃がムカムカとしてすっきりしない。息吐きをやっていても治まらず、一旦、風呂タイ厶を取り、それから練習を再開。
声に関しては、勢いに乗って出すぶんにはいいのだが、ひとつひとつをきちんと出そうとすると結構、できない。『ハイ・ララ』にしても、こんな基本的なことが未だにできないとは嘆かわしいことだ。昔の哲学者の言葉を借りれば、“できない事がわかった”ということだろうか。
鋭さがないし、柔らかさもない。このところ、頭部と胸部のバランスを意識していたが、実は頭部のことばかりに気を取られ、胸部の方がいい加減になっていたような気がする。自分の憧れのヴォーカリストと比較しても、まだまだ全然胸部の響きが足りない。確かに少しばかりは声も大きくなって来たが、響きに深みがなく、浅いところがべべ〜と鳴っているだけだな。はっきりいって、“シャ乱Q”のツンクですら、自分よりもっと深いところで声を取っている。
自分の理想では、そんなところは遥かに上回りたいのだが、実際には低次元といわれるタレントヴォーカリストにも及ばないのが現状だ。ちょっとした進歩に一喜一憂してしまいがちだが、自分の目標を忘れてはいけない。
課題点を整理すると、“硬い声”から“柔らかい声”にする為、もっと柔らかい体を獲得しよう。もっとたくさん息を吸える柔軟性を身につけ、また息声で胸に響きだけつかまえようにも、以外にこんな基本的な事もできないので、これは是非できるようにしよう。
今月の時点では、最下音からのポジションをキープできるのは、真ん中の“レ”位までで、“ファ、ソ”で声が割れる。歌の為のトレーニングとしては、もっと“可能性のある声”を追及し、“離す、浮かす”といった事も念頭におき、力むのはやめよう。ビブラートは少し意識して揺れが起きるのを“待つ”ことにしよう。またイマジネーションを膨らませる為には“遊ぶ”といった感覚も必要だ。
ーー
どうも吸気のタイミングが悪いというか、これまで大きな間違いをしていたような気がする。一息毎に脱力してブレスすればいいものを、今まで“たくさん吸いたい”という意識から、ずっと力を抜け切れないまま、吸気していた。
これまで体を使おうとするあまり無理やり横腹や背中を膨らませていたが、むしろなるべく息を吐き切って脱力してしまった方が、体は深く使えるような気がする。力で膨らませるのは、あくまでも息吐き体操の過程ではいいが、発声の時は好ましくないような気がする。
実際に脱力して吸気すると、まだ慣れていないせいか、下腹部の支えがスッと自然につけられたり、そのまま抜けてしまったりなど、今のところは不確実だが、これは毎日やっていれば、そのうちに自然にできるようになるだろう。
これができないと、柔らかい声はいつになってもできないような気がする。これが本当に正しいのかどうかはわからないが、しばらくはこれで練習してみよう。そういう意味では、今の段階での正解になると思われる。
出だしは、かなり不安定だったがすぐにいつものように出せるようになった。ちょっと今日は、胸のポジションをイメージをかなり意識して声を出したが、粒の粗さがよくわかるし、できないところは、喉がガラガラしてしまう。
先生のコメントとしては、中間音で“離す”という事もできてこないとだめだという。調子のよい時は、これでもいいが必ずしも調子のよい時ばかりではないので、そんな時は2曲位しかもたないのではないかと指摘。
このままで高音になると苦しくなるので、浮かせる方法も覚えた方がよいのではないかということである。もちろん、このまま直球だけで伸ばし、そのうち浮いてくるのを待ってもよいが、その方法がベストとはいえないとのこと。
結局、体作りの発声と歌としての発声(ピュアな発声)を混同してしまっているということかもしれない。確かに、今日出していた声は、コントロールができないし、ピッチもかなり不安定だ。本人は頑張っている気になっているが、もっと浮いてこないと“心地よさ”といったものは伝えられないだろうし、大声ばかりではメリハリがつけられない。
この点に関しては殆ど進歩していないし、毎日の練習でもいつの間にか、あまり“離す”ことを意識しなくなってしまった。もちろん“深い声”は求めなくていけないが、同時に“柔らかい声”も獲得しなければならない。これは一見は、相反するように思える。少なくともこの1年間は、相反するものだと思っていた事だが、実はひとつの声にたどりつくことができるはずだ。硬い声は、深い声にはならず、すぐに限界があるということだ。
『ハイ・ララ』は、もっと意図的に“ハイ”をできるだけ深く取り、“ララ”をもっと“離す”方向で練習したらよいだろう。今までは“ハイ”で取った強い声を意識して"ララ”を出していたと思うが、ポジションはキープしつつも、離してみることも必要だ。
軽く柔軟体操してから息吐き、言葉のトーニング、ヴォイストレーニング、そして自由曲を練習した。
トレーニングの中で、“離す”というのを意識して練習をしたが、なかなかやってみるとできないもんだ。というか、なんかまだしっくりこないというのが現状。離したら、そのまま離しっぱなしになってしまう。ポジションはそのまま上にもって来てしまってよいのだろうが、その辺のバランスもなんか今ひとつよくわからない。特にポジションを胸にキープしたまま、“柔らかい声”を出すなどは、今の段階では全然だめだ。最初は胸のポジションも何だかよくわからなかったわけだから、しっかりと目を開いて練習していれば。きっとできるようになるはずだ。
自由曲は歌いだしの“ノンソーマイペルケーティディ”の部分を徹底的に練習。この曲は歌いはしたが、日本語だったので、イタリア語はよくわからず、まずは発音というか読み方を覚えなければならない。そのため全体的にも、練習したが、今日は出だし部分のこだわり、テープを何度も聞いて繰り返し練習した。しばらくこんな感じで練習し、全体的な歌詞をマスターしなければならない。
今日やっていて思ったのは、高音部分で今の発声では喉にも負担が来てしまっている。ある程度は、“抜く”というか“浮かす”のかよくわからないが、多少は“工夫”をしていかないともたない。1〜2ヶ所は高音で張る部分があっていいと思うが、全部それでやってしまうとメリハリというものがなくなってしまう。また、逆に高音を弱い声で響かせるような部分もあっていいはずだ。
また、大事なのは、ザッキーのフレージングをそのままコピーすることよりも、それを消化した上で自分の呼吸にのせていかないとだめだ。とにかく課題曲に課題が山ほどあるので、ひとつひとつ何とかせねば。
トレーナーレッスン 基本的には『ハイ』、『アエイオウ』などの中低音を徹底的に練習。最初は“自分の一番出しやすい声、一番よいと思う声”で『ハイ』と出し、ある程度、声が出したところで柔軟体操、息吐きに戻り、それから母音を中心としたメニューで最後まで。
何か今日は非常に疲れた。残り後、15分位のところで頭が少しクラクラして来てしまい、ちょっと手足にシビレを覚えた。残り10分間は、もう体はあまり入れないでクールダウンしていった。家だと自分のペースでゆっくりできるが、レッスンは1時間しかないので次から次へと大変だ。今まであまり、こんな事はなかったのだが、終わってみれば心地よい汗を搔いた。
柔軟体操についてだが、家だと肩の回し方とかもう少しいい加減だったが、今日みたくちょっとむきになってゴリゴリやったら、よかった。柔軟体操の段階で軽く汗を搔くやらないとだめなのか。
グループレッスンだと、自分の声があまりモニターできないということもあるが段々、声が沈んでしまい、声を出して行くうちにどんどん調子が上がってくるのでなく、埋もれてしまう傾向にある。
今日は、その辺を意識して練習をしてみたが、ちょっと沈んで来てしまった。多分、レッスンの構成上もあって、“ド”より下の音域が中心になるからではないかと思われるが、これからもここは気をつけなければ。声が“硬い”ということかな。胸のポジションをキープするのはよいが、もう少し柔らかく出せれば、もっと響くようになり、全体の中に埋もれなくなると思うのだがな。、この点はこれからもずっと練習しなければ。
まず柔軟体操、息吐き、そして基本セットのヴォイストレーニング、で、バンドの曲『フィールザセイル』を歌い、テープに録音して見た。それから、また中低音で『ハイ、ララ』。
自分の歌を録音したテープを聞いてみると、物すごく音が不安定だし、つまらなそうに聞こえ、生気が感じられない。音が合うのが奇跡のように感じられるし、音楽的な“線”が感じられず、ただ、言葉の羅列でしかない。辛うじてサビでそれっぽくなる程度だが、全体の90%がだめなら、だめなのだ。
出だしのフレーズで、この曲はこれからどう展開していくのだろう、という期待感を与えられなければならないのに、出だしで自分すら聞きたくなってしまう。プロの安定感は、“絶対的”なものがあり、演歌のベテランや黒人のブルースマンなどは絶対に外さない。
この違いはなのだろう。まず、絶対的に言葉の読み込みの質が違うような気がする。言葉の“生命感”といったものが、自分の場合は、死んでしまっているし、でき損ないの粘土の彫刻ようだ。致命的なのは、音楽的な線が崩れてしまっているし、音程を合わせることばかりに、気を取られてしまうあまりか、とにかく感情的な高揚は殆ど感じられなくなっている。結果的には、無機質で、聞き手にむしろ“苦痛”さえ与えかねない歌になっている。
ヴォイストレーニングでは、始める前よりは少しばかりは大きな声は出るようになり、始めは全然意識できなかった胸のポジションというのも、少しづつできるようになった。しかし、所詮はそのくらいのキャリアしかないわけだ。下手で当たり前で、誰かと比べて落ち込む必要はない。でも、なかなか自分の思い通りにいかないと、悔しいわけだ。
ジャニスの再来といわれる“アマンダマーシャル”のCDを聴きながら、これを書いているが、彼女の場合は、声が太いわけではない。ただ、必要な量を必要なだけ自由にコントロールできるようだ。CDを聞く分には、絶対に音なんか外しそうもないし、言葉はわからないが、すごく言葉が生き生きとしているように感じられる。
ここがポイントなんだ。言葉の意味はわからなくても、音楽は生き生きとしているし、言葉の意味がわかっても、自分の歌みたく死んでしまう歌もある。では、言葉を全く無視するといっても、それでは生きてこない。ここでどうにか歌詞を音楽的に変換、処理するという作業、イメージが必要なわけだよな。自分ができないからいうが、日本人でもプロの人はすごい。
柔軟体操、息吐き、ヴォイストレーニングなどの基本セットをこなした後、さらにポジションを深める為に中低音でヴォイストレーニング。それから自由曲、バンドの曲を練習。
自分のトレーニングプランとは何だろう。トレーニングとは気づきの連続によって達成するものであり、頭ばかりが先に行ってしまってもしょうがないが、それにしても漠然としているのではないだろうか。先のことはともかく、今は確かにもっと胸部の共鳴を豊かにしたい。トレーナーもいっていたが、胸部共鳴を拡大していくには、胸に押し付けて強く使っていく。それはそれでいいのだが、それだといつになっても歌えるようにはならない。
これまではヴォイストレーニングと実際に歌とのギャップを埋めたいと思い、ヴォイストレーニングをするように歌ってきたが、体作りのトレーニングとしては、それでもよかった。
確かに体を強く使い、大きな声を出すことによって歌ったという“満足感”が得られたが、それは間違いだ。柔らかく伸びやかな声で歌いたい。これでいきなり柔らかい声を出そうとすると、芯のないトレーニングを始める前の声に戻ってしまう。先生やトレーナーの指摘は,そこだ。
そろそろ歌に使える声を見いだしていかねば。とはいえ、安易にやると、昔に戻ってしまうし、まだまだ体作りといったものが終了したわけではない。
まず、目指すべき課題は、今の声量をキープしつつ、もっと体を楽にしてあまり絞めないといった方向で練習しよう。
そういった意味では、まだまだブレスの仕方が、よくないし、息も深くつかえていない。また、“深い息”といったものに対するこだわりもまだまだであるし、全然甘い。横隔膜に対する意識も薄いし、イメージの段階にしてもまだまだといえる。
柔軟体操、息吐き、言葉のトレーニング、基本ヴォイストレーニングセット、それからもう少しヴォイストレーニングをやり、課題曲、バンドの曲を練習。
練習の締めくくりとして、ポジションはキープしつつ、弱い息で声を出すということをしてみた。これが直接、声の完成に役立つのかどうかはわからないものの、このような試みは絶対に必要だ。どんな効果をもたらすかはわからないが、こういう事はどんどんやってみよう。
とにかく、気づきの連続によって歌えるようになると信じる。絶対的な体の違いもあれば、ちょっとしたコツだったりもするだろう。それが何かは、毎日の練習で気づいていくしかない。
課題曲は、ややもするとメリハリなく、ただ、平坦に歌詞の羅列で終わってしまう可能性を含んでいる。この曲に限ったことではないが、とにかく譜面通りに歌詞を置いていったら、オルゴールみたいな曲になってしまうだろう。
シャルル・アズナブルも、かなりフレーズを動かしているし、日本語としてまとまりをつけるには、もっと読み込まないと、トンチンカンな歌になってしまうだろう。自分としては、かなり難しい曲だと思うし、センスがはっきりと表れる曲。
バンドの曲を録音。大したことではないが、マイクを同時に2本使ったら、コンデンサーマイクとまではいかないものの、1本で取るよりは、ある意味では自然に録音できた。それにしても、トンチンカンな歌になっている。メリハリがないし、音を取りに行っている。まだまだ修行が必要だ。
バンドの練習日。30分ほどだが柔軟体操、息吐き、ヴォイストレーニングをやり、それからバンドの曲を練習。バンドの曲は、ライン録音したので、息使いがそのまま現れてしまい、全くごまかしが利かない。大変、悲惨で正直いってとても聞き苦しい。
まず歌詞がデタラメというか、言葉が言い切れておらず、従って音程も曖昧で、音楽的な線が崩れてしまっている。毎日の練習では、殆どバンドの曲は練習していないが、それにしてもである。、イメージが全然貧困で、メロディーに歌詞を当てはめているだけというのが現状だ。
声に関しては、硬い。ヴォリューム感も30、35、40という感じで、谷もなければ山もない。ただ、声を聞いていると、50を出すことよりも、このままでもいいから、もっと丁寧に、ひとつのフレーズを大きく取れれば、今の体でも自然と20、40、60と聞こえるはずだ。要するに、力み過ぎている。全部を歌おうとしているからよくない。今必要なのは、柔らかく伸びやかな中音域。高音は、まだまだ問題外。完全にコントロールできる中音域が欲しい。
ある意味では中音域ならポールロジャースと比べても、声量そのものは大して差がないような気がする。彼はあまり、中音域では張り上げて出さないという事もあるが。しかし、何が絶対的に違うかといえば、彼は“柔軟性に富み、完全にコントロールできている”ということだろう。そして言葉もリアリティがあり、感情の線と音楽的線が一致しているということだ。
ここに来て“硬い声”“力み”といった弊害が現れてしまっている。これは大きな課題なので、何とか解決をしなければならんぞ。ただ小さくまとめるのではなく、更に器としては大きくしていかねば。
柔軟体操、息吐き、言葉のトレーニング、少しメニューを変えてヴォイスレーニング、課題曲、その他にバンドの曲やポール・ロジャースのフリーを聞いて一緒に歌ったりなど。
息吐きは、以前は30秒だったが最近は40秒吐けるようになった。といっても止めているに等しいが、それでも体が深く入らないと、30秒ももたないものであり、それなりに呼吸が深くなって来ているような気がする。40秒づつ吐けたら、次は45秒、50秒とチャレンジしていくしかないだろう。
ヴォイストレーニングは、いつものテープでやると同じ練習になってしまうおそれがあるので、『アオイ』『アエイオウ』などのレガート中心のメニューで練習をした。で、練習の終わりにまた同じポジションで、軽く息を吐いて行くという練習をした。
思ったのが、むしろこの方が自然で歌に使えそうな発声だということだ。力まない分、高音域への以降も楽に行けそうな“可能性”を感じたし、軽く息を吐くといっても、自然と体も入って来ているし、声量感も少し落ちた程度で、それなりには出ている。なまじ体でもっていこうと力むから、頭打ちになってしまっているのであり、トレーニングの目的を“体作り”とするなら、あまり体は鍛えられなさそうだが、発声の完成を目指すなら、しばらく練習してみる価値はありそうだ。何かしろヒントは得られるはずだ。
歌もバンド練習を反省し、あまり力まないようにした。デタラメ英語でバンドの曲を歌ってみたら、なまじ日本語でやるよりも表現らしくなった。出しやすい“発音”だけで歌えるので、日本語を外す分、音も安定しているし、何か表現らしく聞こえる。でも、これでもっと意味がわければ、もっと素晴らしくなりそうな気になって日本語にすると結局、もとに戻ってしまう。音楽的な線をつかむ練習としてはデタラメ英語、デタラメイタリア語で、自由に線を描いてみるのもよい練習法だと思った。
日本語だろうが英語だろうが、言葉の問題とにかく大きい。もっと今よりも深いレベルで、歌詞を扱えないと到底、歌にはならないし、プロフェッショナルにはなれない。その為には、ひとフレーズづつ、読み込みを徹底的にやるしかない。練習法がわかっていれば、後はうだうだいわずにそれをやるだけだ。
柔軟体操、息吐き、言葉のトレーニング、ヴォイストレーニング、課題曲を練習。
言葉のトレーニングは、いつもの課題に加え、小説を数ページ読んで見た。もちろん、“生きた言葉”を扱えるようになりたいというのが、狙いではある。小学生よりも下手な感じがするが、これは毎日、少しづつでもやって積み上げて行くしかない。
いつもの課題は、言葉そのものよりも、“体作り”を目的としているので、なかなか表現力というものは身につきにくいし、正直いって、いかに喉に声を引っかけず、大きな声を出すかということがポイントになっている。朗読課題は、あまり大きな声をだすことは考えず、声についてはポジションだけ意識し、あとは丁寧に、それなりに雰囲気が出るよう、表現力を磨く材料のひとつになればよいのだが。
今日はいつもの課題だけでなく、CDに合わせて一緒に歌ったりして、そのフレージングや声の出し方をマネてみたが、ちょっと高音域で無理をしてしまい、ちょっと喉に負担を掛けてしまった。、毎日、練習できるコンディションを整えておくという事が非常に重要なので、喉は大事にせねばならない。これは反省だ。
ただ、高音域は上の“ミ”位までは、今日はビンビン出ていたような気がする。とはいえ、無理がないといえば、嘘になるし、本当の高音域とはいえないのかも知れない。調子の悪い時には出ない声でもあり、その辺はほどほどに練習しておこう。むしろ重要なのは真ん中の“ミファソ”。
練習を振り返ると、朗読はよい課題になりそうだと思ったが、全体的には焦点のない練習になってしまったかも知れない。ある程度、一通り課題をこなすのはよいが、30分でもいいから、一つ目的を決めて徹底的にこだわってみよう。
柔軟体操、息吐き、言葉のトレーニング、ヴォイストレーニング。それから課題曲を練習。
ヴォイストレーニングの途中に、休憩がてらに息を吸う練習もした。ずっと吐いてばかりいると体も声も知らないうちに硬くなって来るので、、吐き一辺倒ではなく、少し練習しては柔軟体操や息吸いをやった方が効率のよい練習になりそうだ。
ヴォイストレーニングではそうでもないが、課題曲を歌っている時、上の“ドレミ”辺りになると、後頭部の方にすごい力が入っている時がある。そのせいか、ここ最近は慢性的に後頭部の辺りが筋肉痛の状態になっている。喉そのものはそれほど絞めていないし、それほど深刻になることではないと思うが、、それは体が正しく使われていないという“サイン”であることは間違いない。しばらく練習を休むのもひとつの方法だか、根本的な問題は解決しないので、後頭部に力を入れないように心掛けるしかない。
これは、声の硬さにつながっている原因のひとつかも知れないし、もっと音域を広げるためには、今うちに解決しなければならない。これも“癖”のひとつになっていると思うので、なるベく意識してリラックスできる体、発声法を身につけたいものだ。
課題曲に関しては、まだなんか言葉が体に入って来ていない。ひとつひとつの言葉の意味は、ぼんやりとしか理解していないし、これは技術的な部分に走ってしまっている証拠だ。どうも、言葉の意味そのものよりも、メロディーラインとか技術の部分ばかりに気を取られてしまい、歌詞の核心に触れることなく、歌ってしまっている。本当は体験的に、これまでの自分をダブらせ、この曲の歌詞に感動していると楽なのだが、、そういった作業を人工的にもやらないとだめだな。自分がその曲の素晴らしさを知らないで、どうやって人に伝えられるのだろう。
トレーナー力ウンセリグ ちょっと遅れてしまった関係で実質10分もなかった。あくまでも力ウンセリグなので、調子を見てもらうには十分な時間だろう。で、今日はあまり細かいことは指摘されなかったが、具体的な練習法として、まず“息声”で豊かな胸の響きをキャッチし、その響き、深さを保ったまま、声にして行くという方法を教えてくれた。まず、出しやすい声(今日はレの音だった)を出し、そこから4度低い音で“息声”を出し、それでまた元の音で声にするというもの。
いや、これが簡単そうでやってみると以外にできなかった。今日は、硬くなってしまったせいか、自然な響きが得られず、思ったようにはいかなかった。“息声”は、基本を問うような課題であり、それこそ入門科でやるような課題であるが、そんなことが今だにできないとは、ふがいない。
しかし、まあ今になってやっと“できない”という事がわかったのだから、これからはそれが“できる”になるように練習するだけだ。これなら夜中でもできそうな練習法だし、息吐きと同様に積極的にメニューに加えよう。また、これを練習することによって深く、柔らかい声が得られるかも知れない。またまたひとつお利口になってしまったのだ。
トレーナーのレッスンは、“声域のチェック”ということをテーマに以下の項目で行われた。
1 最も出しやすいキーで声を出す。
2『ハイ・ラララ』で声をだす。
3.『ハイ・ラララ』で半音づつ下降し、息になるまで声をだす。
4.息になる手前を最下音とし、ポジションをキープし、半音づつ上る。
5.中音域まで行き、ポジションをキープできるところまでで止める。
(ここまでが、体も入っていてしっかり出せる声。)
- 1〜5をもう一度繰り返す。
- 『ハイ』に対し、『ラララ』が出しにくく(ヴォリュームダウン)なる所で止める。(ここまでが息と声が届くところ)
- 7の最高音から、更に『ハイ』だけで上がり、ボリュームが下がったらやめる。(ここまでが息だけは届くところ)
- 更にそこから『ハイ』と言い切れなくなるところまでだす。(声だけが届くところ)
トレーナーも一緒になって練習していたので、自分との距離がよくわかって大変、贅沢なレッスンとなった。8、9は殆どチャレンジで、試しに出してみようということだが、1〜7までは重要な課題となる。重要なのは、この項目を厳しく、しっかりチェックできるだけの、自分を見つめる目を養わなければならないことだ。その点、今日は一緒に練習していてくれたのはありがたい。
最低音から上昇していって、途中までは、それほど物すごい差はないような気がするが、あるところから半音づつ上がるたびにその差が広がっていった。またそれほど、差がないと思えるところでも、その深さ、丁寧さが具合が全然違う。特に中高音域は、自分のは勢いだけでぶつけているだけだという事が、聞き比べるとよくわかった。重要なのはできるところを半音づつ伸ばすという作業だ。
歌題曲は『アコーディオン弾き』を練習。ジャバと呼ばれる3連系リズムの曲で、我々日本人にはちょっと馴染みの薄い曲。楽譜通りだと、結構簡単な曲なのだが、楽譜を読めない自分には、ピアフを歌を聞きながら、それを更に日本語を乗せていくと、大変、難しい曲のように思えてしまった。
簡単なメロディーの筈なのだが、全然、そのメロディーすら歌えなかった。あまりにもこれでは不甲斐ないし、自分では一生懸命なつもり。
しばらく福島先生のフレージングのレッスンに参加していなかったということもあるが、かなり周りの人に差をつけられてしまった感じだ。帰り道に鼻歌まじりに、口ずさみながら帰ったが、その時はそれなりにメロディーはくちずさめたので、音感というよりも場慣れの問題でもあるだろう。とにかくもっと積極的に参加をしないと、どんどん離されてしまう。
で、本日のポイントは、いかにメロディーを覚えるかということではなく、とにかく強弱で音の流れを取っていくということ。特に本日の歌題は、メロディーを楽譜通りにすると、単調なのだが、そこを強弱で一本の線の流れとしてつかむということ。
こういったことは、自分に取ってはハイレベルで、実際にはメロディーを覚えることすら容易ではないのだが、とにかくこれを念頭において徹底的に練習。
そういえば、今度のも、今日のように強弱で流れを取っていかないと、曲が単調になるので、これを意識してやってみよう。と、いっても明後日であり、今さらどうにもならないかも知れないが、とにかく今日のポイントを生かせれば。
軽く柔軟体操、息吐き、ヴォイストレーニングをやり、それから明日に備え、課題曲を復習。
ヴォイストレーニングは、最下音のポジションをキープして半音づつ上がっていた。結局、何とかキープできるのは真ん中の“ド”位までで、“レ”の前後でシフトしてしまい、それより上は半音づつ上がる毎にポジションも変わって来てしまう。まずはこの“ド”と“レ”の間をしっかりとキープできるようにすることが重要だ。そうすれば、“ファ”から“ソ”で声が割れてしまう部分も、もう半音か1音位は伸びるのではないだろうか。
課題曲に関しては、福島先生のレッスンで指擂される、音の流れを強弱で取っていくということが、あまりできていない。結局、オリジナルを粗雑にコピーしただけで、オリジナルと呼べるようなフレージングではない。
すーぎた、すぎーた、すぎたー、これだけでも3通りのフレージングなのだが、こういった作業は殆どやっていないし、つまるところ効率のよい練習をしてこなかったといえる。
いたずらに、体力と時間を消耗して来てしまったかも知れない。、正しい練習法を見いだすことが大変、難しい課題なのかも知れない。明日だが、とにかく1年後、3年後の練習をするつもりでトレーニングに励まないと、ものにはならない。
ステージ実習。仕事は早めに切り上げ、いつものトレーニングを少し短縮し、胸に声が入ってきたところで、ステージ実習課題曲を3回づつ位リハーサル、トータル1時間ほど練習していざ代々木に向かう。
ここ数カ月のステージの中では、無難だったといえ、気持ち的にも比較的に落ち着いてステージに臨めたと思う。声もそれなりに出ていたと思うし、それほど大きく崩れるところもなかったようだ。
最後にトレーナーが歌ったテープを聞かせてもらったが、自分との次元の違いを思い知らされる反面、ただ、素直に感動をしてしまった。
今日は、自分で歌っていても、力が入り過ぎてる”と思う部分もあったのだが、走りだした暴走列車はなかなか止まるわけにも行かず、結局は最後まで突っ走ってしまった。大きく崩れるところはなかった”と書いたが、それはいつもと比較しての話で、2ヶ所ほど致命的にフレーズを壊してしまった部分があった。失敗したというよりは、練習の段階から何となく歌っていた部分であり、今日、他の人の歌を聞いて初めて“ああ〜そうか”と思った始末で、本番でも、そのまま壊したまま歌ってしまった。
声に関しては、確かに前よりは出るようになった。多分、音域という部分では、他の人よりも浅いながらも広くは使えるので、有利に歌うことができていると思う。しかし、これならばやり方を変えればもっと、素晴らしいステージできたはずだと思う。
声は、最近は低い部分も、出て来るようになり、時間は掛かっているが着実に伸びて来ていると思う。しかし、肝心の音楽としての部分が、かなり疎かになっているような気がしてならない。特に今日は“硬さ”を感じた。もっと力を抜いてもいいような気がする。
曲の1〜2ヶ所だけ、フルパワーになる部分があればよいような気がする。歌い過ぎている。3曲目を聴きたいと思わせられない歌だ。致命的なのは結局、“歌が見えていない”ということだ。
福島先生のコメントにあったが、少なくとも、その曲のよいところ、美しさ、哀愁といったものを歌い手がまず感じ取っていなければ、到底、人には“伝えられない”。歌い手は“歌おうと思わず”に“伝えらればいい”という先生の言葉が胸に残る。 そう、トレーナーの歌は素晴らしかったが、そこは体云々の前にイメージの差が大きいと思う。正直、いってこれほどまでにこの課題曲を大きなイメージでは捕らえていなかった。そこで既にアーティストであるのか、どうかが別れてしまっている。
とにかくもっと柔らかく歌ってみる事にチャレンジしてみよう。それも、自分を崩せないとだめだということだ。あと、音楽の勉強が足りない。リズムとか音感といった音楽的基礎がない。Wも中級を取っていないし、少し集中的に音楽基礎の勉強をしておかないと、まずいような気がする。歌えればいいんだけどね、そんな形は。
レコーディングということで、あまり出番はない。よっていつものように、みんなが揃う前に一人で30分前後、柔軟体操とヴォイストレーニングを黙々とやる。で、家に帰ってからも30分ほど時間をとってヴォイストレーニング。
バンドの曲に関しては、普段の練習ではしていないという事もあるが、あまりよくない。どっちにしてもキーが高い。今の力量では、まだまだ時間がかかりそうな気がするけど、以前よりは力が抜けて来て音程的にも安定はして来た。ただ、強弱でとらえる感覚や線にしていく感覚がなく、音楽的な世界観がみえず、結局は退屈な作品に終わっている。落とすところはもっと落としていいし、その分、盛り上げるところはしっかりと盛り上げないと客に先を越されてしまう。あと何カ所か歌いずらい歌詞もあるので、そこも歌詞を直すかフレージングを考えないと、いつまで経ってもバンドの中でみんなの足を引っ張ってしまう。
ヴォイストレーニングに関しては、とにかく“豊かな声”にはほど遠く、貧相で浅くしか響かない声を何とかしたく、家に帰ってからも、卜レーニングをしてしまった。ひとつ気づいたのは、トレーニング法として、せっかく息吐きで目一杯体を使って息を吐いても、声を出す時には、その半分位しか体を使わず、歌うときにはそのまた半分位しか体を使っていないということだ。過度に体を使うと、自然な響きをさまたげてしまうのは、もちろんそうだが、体作りの発声の時は、できるだけ息吐きと同じレベルで体を使って声を出せればよいのだがな。結局はそうやっても声にならないから、声を出す時は息を吐く量が自然と少なくなるのだろうが、プロと自分の圧倒的なパワーの差は、その息を使えるかどうかなんだろうな。みすみすここでその息を逃がしてしまうのは、もったいない気がする。
結局は、どれだけたくさん息を吐けるかではなく、“深い息”をどれだけ吐けるかであり、使える息の量で変わってくる問題なのだろう。それに息声で、胸の響きを掴む練習も、今のところはどうもしっくりはできない。本来は、もう少し響きが得られるはずだと思うのだが、体が硬くなってしまっているせいか、うまく響きが得られない。これは“豊かな声”を得るための絶対条件と思うので、引き続き練習しよう。
課題曲を練習してみた。曲はさすがに有名なので、適当にはすぐに歌えてしまった。しかし、大変なのはこれからであり、歌えばすぐに歌えてしまうだけに、頭の中のイメージが小さいまま、まとまってしまい、そのままイマジネーションが膨らんでいかないということだ。イメージだけ膨らませても、声から自由にならないから、そう簡単には歌えないのだが、それをしなければ作品にはなっていかない。それこそ、カラオケレベルで終わってしまう。本当にカラオケだったら、自分よりもうまい素人さんがいる。でも、それじゃ、何のためのトレーニングかということになってしまう。
根性はプロのつもりでやっている。そうしたら、それだけもっともっと膨らませなければ。もっといろいろと音楽を聞かなければ、もっとイメージの中で“遊ぶ”感覚も身につけなければ。あっ、それは大事だな。そう“遊ぶ”感覚。うん、そうなんだよな“やるぞ”という強迫観念でイメージは膨らまない、“遊び心”とか、楽しむ感覚でやるともっと自然にイマジネーションは沸きあふれるような気がするし、そういった感覚でやることが俺らしさになって行くような気が(錯覚?)する。
結構、時間があったのでのらりくらりと休みながら夕方6時頃から夜11時まで練習。ただ、量的には大していつもと変わらないと思う。で、今日は柔軟体操、息吐き、言葉のトレーニング、ヴォイストレーニング、課題曲などを練習。
自分の場合は、歌っていてもあまりビブラートといったものが起きない。福島先生の本で指摘されるように、ビブラートはトレモロのように震わせる事ではなく、自然と揺れて来てしまうものだということであり、今までは全然、考えてもみなかった。しかし、あらゆるプロの歌にはビブラートがあり、この揺れと線を描いて行く行為はとても密接な関係があるような気がしてならない。とにかく、今の自分のように直線的な声で、音楽的な線を描いて行くのは、これはまた難しいように思えて来た。
とはいえ、意識的にマネなんぞすると、それはトレモロにしかならないわけであり、不自然で厭味な歌にしかならないだろう。、それは揺れて来るまで“待つ”しかないわけだが、今までは“待つ”こともしなかったわけだから、取り敢えずこれでも一歩踏み出すことになったわけだ。“待つ”=“求める”であり、トレモロと間違わないように、できるだけ大きな揺れが起こるように“願おう”。今日やった感じでは、意図的にやらないと、揺れは起きなかったわけだが、それでも何かが起こりそうな期待はもてる。
ヴォイストレーニングは、そんな1週間やそこらで音域が広がるわけでもないが、調子は悪くないと思う。ちょっと練習し過ぎてしまった気もしないわけでもないが、ゆっくり寝れば明日も元気に練習できるだろう。